実践真理(神理)ネットワーク

実践真理(神理)ネットワーク 趣旨

実践真理(神理)の会は、特定の宗派や組織に制限されることなく、霊的真理(神理)についての学びや知識、体験を分かち合い、純粋な探求と、愛に基づく行動を実践していく人間のグループです。


 

真理(神理)とは

マスター達が伝えようとしたこと

真理(神理)はひとつです。

地球上には、さまざまなすばらしい思想や哲学、宗教観、教えがあります。

仏教、キリスト教、神道、タオイズム、スピリチュアリズム、、、

これまで、たくさんのマスターが地球に降り立ち、いくつもの時代、さまざまな国や地域でさまざまな民族や人々に向けて、いろいろな形で真理(神理)を伝えてきました。

すでに人間として生まれてくる必要がない神の意識に到達したにもかかわらず、あえて再び人間に生まれてきて人々を覚醒へ導こうとしてくれた存在。

人間の肉体にいながら使命を思い出し、自分の存在を通して真実を伝えようとした存在たち。

ブッダ、イエス・キリスト、、、多くの目覚めた者たちが、命を懸けて私たち人類に伝えようとしたことがあります。

たくさんの霊人たちが、人類の覚醒、愛、平和、光の地球文明の実現のために、命がけでメッセージを伝えてきてくれたのです。

しかし、本来唯一であるマスターたちが伝えようとした真理(神理)も、後に大切な部分が取り除かれ、新たに教団や組織が形成されたり、さまざまな流派が分裂していく中でしだいに教義的、形式的なものになってゆき、対立するようになりました。

それぞれが「自分たちが正しい」「他は間違っている」「自分たちこそが正統派だ」と主張するようになり、「真理の共通した部分」ではなく「違い」によって、「ひとつになる」という方向とは反対の分離の方向に向かって行きました。

「自分たちこそが一番正しい」というおごり、選民意識が、人々の間に優劣感情、恐れや怒り、分断を生じさせ、命懸けで降ろされてきたメッセージも、真実から遠ざけられてしまったのです。

─人種、肌の色、瞳の色、髪の色の違い。
─民族の違い。文化の違い。信仰する神の違い。アイデンティティの違い。
─年齢、性別の違い。体験の違い。感性の違い。物事の捉え方、見方の違い。

これらは、わたしたちを分断する要素としての違いなのではなく、「多様性という豊かさにおける違い」なのです。

しかし、違いを尊重するのではなく、違うということによる分離の戦いが世界中で起きているのです。

ー信じる神の違いによる戦い。
ー国や民族の違いによる戦い。
ー考え方の違いによる戦い。

このようなことは世界だけでなく、実は、日常でも起きていることなのです。

いまこそ、私たちは違いではなく、私たちの魂に共通の部分にフォーカスを当てることことが大切なのです。

マスターたちは、同じコンセプトをその時どきの時代、状況に応じて、それぞれの切り口、方便で、示唆的に、暗喩的に、問答のように、私たちが真に探究することができるように 愛を持って語ったのであり、真実とはひとつなのです。

「わたしたちはひとつである」「私たちは愛」

それこそが、マスターたちが本当に伝えようとしている、唯一の宇宙の真理(神理)なのです。

あらゆる宗教、西洋と東洋、違いの統合

あらゆる宗教、哲学、スピリチュアリズム、科学、量子力学、、、これらはすべてひとつになる必要があります。

西洋思想と東洋思想も、ひとつに融合されることで地球がほんとうにひとつになる。

すべての民族の違いを尊重しながら、ひとつの地球民族になる。

あらゆる神々を尊重しながら、ひとつに統合された創造主の意識になる。これまで隠されてきた、一部の特別な人たちだけしか決して知ることのなかったエソテリック(秘教的・秘伝的・奥義的)な知識も、眠りから目覚めた心ある人間たちに共有されていくことになるでしょう。

西洋のエソテリシズムである秘教、東洋のエソテリシズムである密教、これらも最終的にひとつに融合される必要があるのです。

すべてはワンネスであり、あらゆる情報は宇宙図書館に記録されているのであり、見える者にとってはもうそれは丸見えなのであり、すでにひとつなのです。

あなたと私も共通のスピリットを持った存在であり、皆ひとつなのです。

私たちが「自分とは誰なのか」ということをほんとうに思い出した時、すべての分離がなくなり「真実の愛」を理解できるようになるのです。

愛と尊厳、光

教義、形式の中に、真理(神理)があるわけではありません。

それは頭で理解ようとしてわかるものではなく、自分の存在すべてを通して「そうだ」と内側から起こること、すでに知っていたことを思い出すことなのです。

求道者にとって、マスタ─たちがもたらした古代からの教えを探究し修養を積んでいく過程は、不可欠なものです。

しかし、最終的には、どのような教団や組織に所属しているとか、どれだけの教義を教わってきたとか、どのような階級に属しているのかというのは、関係なくなります。

愛、尊厳、信頼。

いっさいの恐れ、コンロトール、偽りのない、尊厳と信頼に基づく愛ある関係性を周りの人たちと築くことができたのかということこそが、大事なのです。

それはつまり、完全なる統合の周波数になるということなのです。

他人を攻撃したり、支配したり、利用しようとしたり、押さえつけようとする。反対に、自分を抑圧し、本当に思っていること、感じていることを正直に言うことをためらい、自分の中の真実を隠す、見ないふりをする。

こういったことがほんの少しでもあれば、一見どんなにすばらしく見えるようなことをしていたとしても、そこには、払うことのできない曇、影があるのです。

心の中に、いっさいの偽り、隠すものがなく、本当に透明な心で通じあうことができたとき、まさにその時、私たちは光になるのです。

これは、個人ではなく、全体の中で起こるべきことなのです。

個人ひとりだけの覚醒は、意味を持ちません。
なぜなら、わたしたちはひとつだからです。

このように、私たちは自らの在り方、つまり自分自身という存在が真理とそのものイコールになるように、日々自分の霊性を磨き、他人を思いやり、分かち合い、行動していくことが重要なのです。

人類の使命

これまで、私たち人類は、何度も文明の崩壊、滅亡の危機を経験してきています。

遥か遠い昔に経験した痛み、深い悲しみは、人類共通の魂でもある私たち一人ひとりの魂に、集合意識の中に刻まれているのです。

かつて、私たちは非常に進化していた文明を生きていたことがあるのです。

当時の科学技術は現代の最先端科学をはるかにしのぎ、人類の文明は銀河宇宙全体にまで広がっていました。

しかし、そうした高度に進化した文明を生きていたにもかかわらず、人類は地に落ち、大陸は沈み、生命は途絶え、地球にあった文明はすべて崩壊したのでした。

高度な科学技術、知識を持っていたにもかかわらず。

これは、私たち人間の意識が、最終的にひとつの意識になれなかったことから、分離の意識を超えることができなかったことから、愛に至ることができなかったことから、起きたことでした。

私たちは、知識を獲得し、テクノロジーを使えるようになればなるほど、人類愛、利他愛、博愛、すべての生きとし生けるものへの愛、神の愛を体現して生きることが大切なのです。

最後には、ただ「まことの心」のみが、宇宙につながる正しい唯一の波動なのです。

私たちのミッションは、そこにあるのです。

覚醒とぜんたいの幸せ

覚醒とは、闇と光、そのすべてのカラクリを見抜き、真実を見出すことです。

それは、冥界へと降りてゆき、あらゆる恐怖に立ち向かい、闇を見つめることのできる目を持つことでもあります。

地獄や狂気といった意識の次元、深い悲しみを知っている者だけが、光を見つけるのです。

他人を下に見たり、優越感に浸る心、何か行動する時に周りからの評価や賞賛を求める心、競争や妬み、他人の尊厳を踏みにじるような意識を一瞬でも生きるのなら、

そして、そのようなことを目の当たりにしても屈服し、自分を守るために見て見ぬふりをするのなら、それはもうその瞬間、目が塞がってしまっているのです。

誰からも評価されず、誰からも褒められず、馬鹿にされても、ただ、あなたの真実の愛を生き続けること。

それだけが、光明への道なのです。

私たちは、個人の幸福や成功を求め、幸せになる権利を持っていると同時に、謙虚に、純粋に、真理(神理)、宇宙の絶対なる法へ、開かれた状態で、自らの霊性を磨き続けなければなりません。

それらを無視して自分だけの幸福や安全、成功を得ようとしても、決して何も手に入れることができないからです。

なぜなら、私たちはひとつであるがゆえ、世界中から悲しみがなくなり、世界ぜんたいが幸せにならなければ、自分自身のの幸せなど、決してあり得ないからなのです。

地球のどこか裏側で泣いている子供たちの涙は、あなたの涙なのです。

荒れ果てた大地で絶えていく植物たちのかすかな息は、あなたの息なのです。

この世界のすべての痛みは、あなたの痛みであり、あなたそのものなのです。

真理(神理)の実践

そのことに気づいた人間には、偉大なミッションが課されます。

それこそが自分自身のほんとうの望みであり幸せへの道であることを思い出した者には、とどまることのない情熱、生命エネルギーが満ち溢れ、その人を突き動かします。

それは絶対なる信頼となり、宇宙と神々との協働により、その人はそれを実現させる者になるのです。

このような志を持つ人間に、神々や高次の存在たち、精霊たち、偉人たちの意識が同じ周波数で共鳴することとなり、加護、シンクロニシティ、インスピレーションがもたらされ、世界を変えるようなすばらしい現象を実際に起こさせるのです。

長い歴史の中で、こうした偉大なる人々の熱き血潮が脈々と受け注がれ、バトンが繋がってきているのです。

私たちは、思考、感情、行動、自らの存在をひとつにして、本当の自分自身である創造主の意識に戻らなければなりません。

自らが放つ波動とエネルギーによって、あなたが世界を変えていくのです。

真のマスターとは、それを実践した者たちです。

そして現代は、個人ではなく、グループ、集合レベルで、ぜんたい意識の進化変容を起こしていくのです。

真理(神理)の実践とは、そのためにあるのです。

それが、まことの祈りなのです。

あなたの知識は、愛へと昇華する必要があるのです。

いまこそ、違いを超えて、手を取り合い、共に真理(神理)の実践をしていきましょう。


 

真理(神理)ネットワーク 目的

  • 思想や宗教観の違いではなく、宇宙すべてに共通する「真理(神理)」を共有し、分かち合う
  • あらゆる存在、人々、自然、神々を尊重し、大切にする
  • 尊厳と愛に基づく行動によって、神理(神理)を実践する
  • 謙虚な心で、自らの人間性、霊性、徳を向上させていく
  • すばらしい世界の実現に向け、自分を与え、社会と地球に貢献する
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